アラサーで英語を始めるのはもう意味ないかな?
実際どんなメリットがあるの?
私もワーホリ前は「今更英語を学んでも遅いかな」「昔からずっと英語をしている人もいるから今から始めても意味ないかな」と悩みました。
しかし、英語力ゼロのTOEIC300点未満だった私は、28歳の誕生日目前でワーホリを経験して英語を学び身につけたことで、人生が180度変わり、英語を学ぶメリットを実感しています。
現在はTOEIC900点所持の外資系勤務のアラサーです。
私の実体験をもとに、英語を学ぶべき理由とメリットを紹介します。
結論からいうと、自分を変えたい!人生を変えたい!と思うなら英語は1番の近道と言えるでしょう。
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英語を学ぶべき理由
まず、英語を学んで身につけるべき理由がこちらです。
- 英語は世界で最も話されている言語
- 非ネイティブスピーカーの人口は約11億人
- 日本人の英語力は世界的に比べても低い
- 世界の共通言語は英語
- グローバル化を目指す国は英語習得が加速する
1.英語は世界で最も話されている言語
2023年現在、英語を話す人口は約15億人と、第2位の中国語話者と比べても圧倒的な多さです。
世界人口が約80億人と言われているため、世界中の約18パーセントの人が英語を話せるという計算になります。
2.非ネイティブスピーカーの人口は約11億人
実は英語が母国語の人の人口は約4億人とそこまで多くはありません。
しかし、英語を第二言語としている人など、非ネイティブスピーカーが世界には約11億人おり、その結果、「英語は最も話される言語」となっているのです。
3.日本人の英語力は世界的に低い
日本では義務教育で英語を学びます。
しかし、そのほとんどが大学受験のための試験勉強で、文法や単語を覚えて問題を解くことにフォーカスされます。
そのため、英検を取得済みだったりTOEIC高得点取得済みの人でも、話せないという人は沢山います。
つまり、英語を習得して話せるようになるだけでアドバンテージになるのです。
4.世界の共通言語は英語
先述したとおり英語話者は世界で最も多く、世界の共通言語は英語と言われています。
中国語やスペイン語を話す人も多いですが、今もこれからもアメリカは最も力を持っている国家といっても過言ではありません。
アメリカが経済の中心となっているということは、これからもグローバルなビジネスでは英語を使われるということです。
さらに論文などの学術書も英語で発表されるため、こういった面からも世界の共通言語は英語と言えます。
5.グローバル化を目指す国は英語取得が加速する
ここ数年急成長を遂げているインドを始めとする各国は、英語習得が当たり前に行われています。
ということは、今後も英語話者は増え続ける可能性が高いということです。
日本で生活をするだけなら英語は必要ないという人もいますが、日本にいながらも成長していく企業はグローバル化を目指しますし、置いていかれないためには英語力は必要不可欠となります。
英語を習得して感じたメリット
ここからは、英語力ゼロだった私が、英語を習得して実際に感じたメリットを紹介します。
- 年収アップ
- ワークライフバランスの改善
- 情報収集の幅が広がる
- 旅行がより楽しくなる
1.年収アップ
ワーホリから帰国して就職した会社で、ワーホリ前より大幅に給料アップをすることに成功しました。
英語が話せる、ということは日本ではまだまだ強みとしてアピールできます。
外資系企業やグローバル化を目指す日系企業など応募できる幅も広がりますし、同じ職種でも英語力が必要な求人の方が高い給料をもらえます。
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2.労働環境の改善
私は外資系企業に就職したことで、年収がアップしたにもかかわらず、ワークライフバランスは改善されストレスフリーになりました。
月の残業は多めに見積もって1時間(本当に残業ありません)で、年間休日は130日で、こんなに自分の時間が持てることにはじめは驚きました。
英語ができるようになったことでワークライフバランスを大切にする外資系企業に就職でき、ワーホリ前からは考えられない生活を手に入れることができ、空き時間に副業を始めることもできました。
3.情報収集の幅が広がる
英語が出来なかったころ、分からないことがあった場合の検索は日本語の情報のみでした。
しかし、英語を読めるようになり検索するために言葉選びをできるようになった今、情報収集が日本語である必要がなくなりより多くの情報に触れられるようになりました。
例えば旅行先で現地のことを調べたいとき日本人がまとめた現地のおすすめスポットと、ネイティブの人がまとめたおすすめスポットは異なります。
さらに、日本語では見つけられなかった情報を英語で検索するとすぐに欲しい情報が見つかることもありました。
また、英語を読めるようになると日本のニュースで放送されない世界情勢も知ることができ、より多くの知識を身につけられるようにもなりました。
4.旅行がより楽しくなる
世界では約15億人の人が英語を話すため、海外旅行にいくと、現地の言葉が分からなくても英語でやりとりが出来る国が多くあります。
英語が話せるようになったことで、コミュニケーションがスムーズになり英語が分からなかったときに比べより楽しむことができました。
海外の人は意外にも話しかけてくれる人も多く、ちょっとしたアイスブレイクのおかげでいい情報を教えてもらえたこともあります。
昔の自分じゃ考えられない楽しみ方だなあと実感していました。
英語を習得するためのステップ
ここからは英語を習得するためのステップをレベルごとに紹介します。
英語初心者
まず、英語初心者の人は文法をおさらいすることから始めましょう。
日本人は義務教育で英語を一通り学んではいますが、英語を使わない生活をしていた人はほとんど覚えていない人もいます。(私がまさしくこれでした)
文法を学び直すことは大切で、ここがしっかり出来ていないとなんとなくずっと間違った英語を話すことになります。
完璧じゃなくても英語は伝わりますが、完璧じゃない英語を話すと相手をイライラさせてしまいます。
初心者の文法の学び直しにおすすめなのはこちらです。
「一億人の」シリーズは私も大好きなシリーズですが、英文法はよくある日本の教科書とちがい、話すための英文法を学ぶというイメージです。
また、ネイティブのニュアンスも学べて新しい発見があり、楽しみながら進めることができます。
また、単語力をあげることも大切です。
何冊も手を出すより1冊集中がおすすめなので、まずはキクタンでこの2000語をマスターしましょう。
単語を見て覚えるだけでなく、書き込めるページや文章として覚えるページもあり、とっさの会話のでもぱっと単語が出てくるようになります。
さらに、楽しんで英語と向き合うことが大切です。
洋楽を聴いて意味を考えてみたり、好きな洋画を見ることでモチベーションアップすることもおすすめです。
洋楽をある程度聞いたのちLyricstrainingをすると、楽しみながらなんとなく聞き流していた歌詞をちゃんと理解できて、勉強になります。
私は勉強に疲れたときに休憩がてらこのサイトで遊んでいました。もちろん無料で使えます。
オンライン英会話を始めて英語への抵抗力をなくすこともかなり効果があります。
初心者すぎて話せないのにオンライン英会話なんてハードル高すぎ、、、
英語初心者が2カ国留学先としてまず行くのがフィリピン。
その理由が、フィリピン人の英語は日本人にとって分かりやすいことと優しい国民性。
そのフィリピン人講師のレッスンを受けられるのがレアジョブは初心者にまず試してみて欲しいオンライン英会話です。
まずは無料の体験レッスンだけを試してみることも可能です!
東洋経済オンラインや産経新聞、雑誌プレジデントでも紹介 「レアジョブ英会話」英語中級者
中級レベルになると基礎はできているけど、もう少し英語力を伸ばしたいというところではないでしょうか。
このレベルの人におすすめなのが、リスニング力強化です。
とはいえTOEICの問題をひたすら繰り返すより、IELTSのリスニングに挑戦することが効果的です。
TOEICより話すスピードも速く、より多くの情報量から設問の答えを探し出さないといけないため集中力も鍛えらますし、正確に聞き取る力をつけられます。
PART1と2くらいであれば、TOEIC500点取得している人なら取り組みやすいかと思います。
PART3や4になるとレベルが上がり、心が折れるので今はスキップしておいてかまいません。
文法に関してはある程度分かってはいるもののまだ完璧ではないところもあるかと思います。
もう一度文法をやり直すのにおすすめなのが、英語で書かれた文法テキストに取り組むことです。
こちらは世界で最も使われていると言われる英語文法のテキストです。
英語中級レベルになると英語で英語を学んだ方が理解しやすいこともあるかと思うので、おすすめです。
私が滞在したカナダの図書館では常に貸し出し中で、出会う確率はかなり低いくらい人気でした。
私も中級レベルでこちらに取り組みましたが、進めやすくて苦になりませんでした。
唯一の問題点は本自体が大きくて分厚いため、持ち歩きには不向きなことです…。
さらに、学んだことをとにかくアウトプットしていきましょう。
日本人はスピーキングが苦手なので、遠慮せずどんどん話す練習をしてください。
学んだ事を独り言でぶつぶつ話すだけでも効果的ですし、フィードバックがもらえるオンライン英会話では効果を実感しやすいです。
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英語上級者
TOEIC800点以上取得できる人は、正直なところTOEICを極めたいという願望がない限りTOEICから離れた学習をしましょう。
というのも、TOEIC800点取れていれば、企業サイドからするとあまり評価に違いはなく、英語を理解している人という認識になります。
なぜならTOEIC800点でスピーキング力が高い人もいれば、950点で話せない人もいます。
つまりは、TOEIC800点を超えた時点でスピーキングに力を入れること、速読を鍛えることが大切になってきます。
上級者が取り組むべきこと
オンライン英会話でビジネス英語や試験対策コース
IELTSのリーディング問題で速読練習
資格を取るならIELTSかcambridge
文法やリスニングをマスターしても、話せないことには意味がありません。
話す力をつけるためには、オンライン英会話で鍛えることが大切です。
オンライン英会話ではレベルごとにカリキュラムが用意されていますが、上級者になるとビジネス英会話や試験対策のコースでより高いレベルの英語を練習しましょう。
日常会話はマスターしているが、フォーマルな場や難しい話題になると話せなくなるという人もおすすめです。
上級レベルになると講師の質も気になるころ。
そんな方におすすめなオンライン英会話は私も使っているCambly です!ネイティブ講師のレッスンを受けることができるうえに、TESOLという資格を持った講師が多く在籍します。
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また、このレベルになるとTOEIC教材で勉強するよりIETLS教材のほうが効率的に英語力を伸ばすことができます。
IELTSのリーディング問題はネットで検索するとたくさん出てきます。
新しく本を購入する必要なく取り組めるので、試験を実際に受ける予定がなくてもリーディング問題に挑戦してみるといいかもしれません。
ただし、問題と解答が出てくるのみで解説は一切ないため、解説を求める人は日本語で書かれたテキストを使うと理解度が高まります。
論文レベルの長文問題を短い時間で読んで理解しなければならないため、最初は心が折れそうになりますが、私はここで一気に英語力が伸びた気がします。
さらに上を目指して資格をとるならIELTSやケンブリッジがおすすめです。
リスニングとリーディングだけではなくてスピーキングやライティングも必要で、4科目全て必要なため全てのスキルを磨くことができます。
インタビューの内容も英検より専門的で難しいものになるので、自分の目指すところを踏まえて受けるべき試験を決めてください。
まとめ:英語はメリットだらけ
今からでも英語を始めるべき理由はこちらです。
アラサーで英語を習得した私が体感した英語のメリットは以下の4つです。
英語を始めるなら、まずは文法と単語からスタートしTOEIC800点を目指しましょう。
スピーキングの練習は早いうちから始めておいて、TOEIC800点以上が取れた時点で、よりハイレベルな会話に注力していき、話す力を身につけることを意識してください。
英語学習の役に立てれば嬉しいです。お互いがんばりましょう!