ワーホリいくけど長時間の飛行機移動が不安。
ちょっとでも快適に過ごせたらなあ…
ワーホリや留学に行く際は少しでも費用を抑えたいので、格安のチケットを探して、エコノミークラスに搭乗する人がほとんどですよね。
私もエアカナダのエコノミークラスでトロントまで渡航しましたが、特に狭いエアカナダの座席での13時間のフライトはかなりきつかったです。
しかし、そこから試行錯誤を重ねて、狭いエコノミー座席でも快適に過ごすための搭乗前後のルーティーンを作り出しました!
エコノミーでの長距離フライトを快適に過ごすためのおすすめ必需品も紹介しています。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
この記事は以下の人におすすめです
- これからワーホリや留学で長距離フライト予定
- できるだけ快適にエコノミーシートを楽しみたい
- とにかく肌の乾燥とむくみがいや
- フライト前の正しい過ごし方が知りたい
エコノミーの長時間フライトはかなりつらい
エコノミー座席での移動はお世辞にも快適とは言えません。
特に費用を抑えたいワーホリ生の味方である海外の航空会社となると、クッション性のない椅子に狭いスペースで到着する頃には足はむくんで疲労困憊…なんてことも。
1、2時間の移動なら気にならないものの、国際線となると体への負担は大きくなってしまいます。
座席が狭い
まずエコノミー座席がつらい1番大きな理由が座席の狭さです。
航空会社にもよりますが、カナダにワーホリに行く人が1番使うであろうエアカナダのエコノミー座席はこんな感じです。
シート幅 | 44センチ |
シートピッチ | 79センチ |
ちなみに新幹線普通車の座席はこんな感じです。
シート幅 | 44センチ |
シートピッチ | 104センチ |
比較すると、幅は同じでもシートピッチに大きな差があり、足下の狭さがうかがえます。
ちなみに、私の大好きなJALの国際線エコノミーシートだとこんな感じです。
シート幅 | ~48センチ(機体による) |
シートピッチ | 84~86センチ(機体による) |
お金に余裕がある人はJALをおすすめしますが、料金はかなり変わります。
トータルコストが高いワーホリはこういう節約が大きな差となります。
フラットにならない
そして次にエコノミー座席のつらさとしてあげられるのが、長距離だとしてもフラットにならないということです。
背もたれを多少倒す事はできますが、ぐっすり寝ることはできない角度で過ごさなくてはいけません。
工夫次第で快適さが2倍になる
座席の狭さやシートの角度によってエコノミー座席での長距離フライトはかなりきついと説明しましたが、
自分の工夫次第でそれなりに快適に機内の時間を過ごすことは可能です。
長時間の飛行機での移動がある前に準備を行うことで、10時間以上のフライトが余裕で過ごせるようになりました。
長距離フライト搭乗前にやっておくべきこと
まず、飛行機に搭乗する前から準備は始まります。
空港に着いて、チェックインや荷物検査が完了したら、搭乗前に空港のトイレをお借りして以下のことをやりましょう。
- リラックスできる服に着替える
- 洗顔・スキンケアをすます
リラックスできる服に着替える
長時間のフライトでは限られたスペースでいかにリラックスするかが勝負です。
家から空港までの移動でおしゃれな服装をしていたとしても、出国後は寝るために締め付けのない緩い服に着替えましょう。
上下スウェットでもOKです。
私はむくみ対策として着圧のレギンスを必ず仕込むので、下は絶対ゆとりのあるゆるいパンツにします。
先日行ったアメリカ旅行では、ワンピース丈の緩いスウェットの下にこちらをはいて機内で過ごしました。
搭乗までと着陸後はこの上からズボンをはいて過ごしましたが、機内ではズボンも脱いでこちらの着圧レギンスとスウェットのみでした。
反対に絶対おすすめしない服装はこちらです。
絶対やめとけ服装
- デニムなど生地がかたいもの
- 短いスカート
- 着脱が難しいもの
- ハイヒール
先述しました通り、機内はいかにリラックスできるかが勝負です。
おしゃれしたい気持ちも分かりますが、できるだけ自分が休めることを最優先でいきましょう。
そして、機内の温度は寒すぎるか暑すぎるかのどちらかが多いので、着脱することで体温調整がしやすい格好にしましょう。
洗顔・スキンケアをすます
女性なら空港までメイクをしていく人も多いと思います。
私も最低限のメイクはして家を出て、出国審査が終わったら空港のお手洗いで洗顔とスキンケアを完了させます。
エコノミークラスのお手洗いは狭く、とてもじゃありませんが洗顔はできません。
事前にメイクを落として寝る準備は整えておきましょう。
長距離フライト必需品紹介
ここからは長距離フライトの快適さを格段にアップさせてくれるおすすめの私の必需品を紹介します。
- オットマン
- ネックピロー
- ノイズキャンセリング付イヤホン
- Air Fly
- スリッパ
- マスク
- Kindle(本)
オットマン
オットマンは座席の間に置いてフットレストとして使うことで、足のむくみを大幅に軽減することができます。
私が使っている機内用オットマンの推しポイントはこちらです。
- コンパクトにできてかさばらない
- 足を高い位置に置くことが出来るので疲れがまし
- ポンプで膨らませるため肺活量問題関係なし
- 高さが自分好みで調整できる
唯一の残念ポイントは最初使うときにあるゴム?素材の独特なにおいです。
それ以外はマイナスポイントがなく、全力でおすすめできます。
長時間使っているとすぼんでくるという口コミを見て心配していましたが、先日12時間のフライトに乗ったときも全くすぼむことはありませんでした。
購入前に航空会社に利用可否を確認することがおすすめです!
ネックピロー
長距離フライトの定番とも言えるネックピローですが、こちらも最近新調した私のおすすめがあるので紹介させてください。
寝顔ってどんなにもう会うことの無い人だとしても他人にはあまり見られたくないもの。
ましてや寝ているときに目が開きがちな私はできるだけ顔を隠したいと思い、ネックピローをしているのに下向きになって首を痛めていたんですが、そんな私の悩みを全て解決したのがこちらです。
ネックピローに顔を隠すためのフードがついているなんてかゆいところに手が届きすぎて感動しました!
しかも、ネックピロー部分もしっかりと厚みがあって、頭を支えてくれる頼もしさもあります。
厚みがないとネックピローをつけていても結局頭が倒れて首を痛めてしまうこともあったんですが、こちらは一切なかったです。
1点ネックピローについてお伝えするとしたら、必ず機内に乗ったらすぐにつけましょう。
消灯してからつけようと映画を楽しんでいたら寝落ちして、起きたときにはすでに首が痛くて後悔…ということを避けるためです(過去の私)
座席に座っているときはシートベルトとネックピローを締めて安全な空の旅をお楽しみください!
ノイズキャンセルイヤホン
飛行機って鉄の塊が光の速さ(ではない)で空を飛んでいるので、どうしても避けられないのが、機内に鳴り響く「ゴー」という重低音。
映画を見ていても、食事をしていても、CAさんと会話をしていても、お手洗いに行っていても、なんとファーストクラスで高いお金を払っていても…
その騒音からは逃げられないのが飛行機の悲しいところです。
だからこそ絶対に欠かせないのが、ノイズキャンセリング機能のついたイヤホンです。
私は映画や音楽を聴いていない時もイヤホンをさして、耳栓として使用しています。
私が使っているのはAirpods proですが、初めてノイズキャンセリングをオンにして乗った飛行機はもはや飛んでいないのかと思うほど静かでした。(大げさ)
Airpods proも十分静かになりますが、今新しく買うなら楽天のイヤホン部門で1位になっているこちらです。
よにんのチェンネル(ジャニの)で絶賛されていて、かつもともと人気のため売っているところが少ないそうです。
在庫があればすぐに買いといっても過言ではありませんね。
Air Fly
機内で映画を見るときに「自分が普段使っているワイヤレスイヤホンを繋げられたらなあ」と思った事はありませんか?
それを可能にするのがこちらのAir Fly。
せっかく自分のイヤホンやヘッドホンにノイズキャンセリング機能がついていても機内コンテンツを見るときは、無料で配られるコード付きのものを使わないといけないのは残念ポイントですよね。
私はこちらのAir Flyによってこんなストレスから解放されました。
- 映画の途中でお手洗いに行くときにつけ外す手間
- 隣の人がお手洗いに行くときに焦ってイヤホンつけたまま立ち上がりひっかかる
- 音量をあげないと聞こえないため、急に大きな音がするとびっくりする
普段使っているAirpods proをつないで機内コンテンツを楽しめるようになったので、快適さが3割増しくらいになりました。
スリッパ
エコノミー座席にないけど、ビジネスクラスやファーストクラスではスリッパがあるそうです。
ならば、自分で持って行って真似すれば快適になるということではないか?!と思い、初めて持ち込んだのが数年前。
あのときの足の快適さは感動すら覚えました。
私は座席につくと、靴は脱いで前の座席の下にそろえ、足元は完全にスリッパで過ごします。
お手洗いにいくときもスリッパをはいて移動するので、機内に乗ったら降りるまで自分の靴を履きません。
問題は、通路はもちろんお手洗いの床がすごく汚いこと。
なので、ダイソーで毎回長距離フライト前に新しいスリッパを購入し、使い捨てで使用しています。
日本のダイソーは本当に最強だと痛感します…
オンラインで検索しましたが、出てこなかったのでリンクはないですが、ダイソーのスリッパに行くと旅行用に袋とセットになった使い捨てスリッパがあります。
マスク
機内はとにかく乾燥します。
肌はもちろん喉も乾燥して、着陸するころには喉が痛くなっているという経験をした人も多いのではないでしょうか。
特に私は寝ていると目だけではなく口も空いているので、口内の乾燥がひどいんです。
しかし、コロナの毎日マスク期間を経て、「どうやらマスクの摩擦は肌に悪いらしい」という新事実を学んだ私たち。
布マスクはコロナ対策に不十分と言われていましたが、機内のマスクの役割はなんといっても乾燥から肌と喉を守ることです。
そこで何よりも乾燥が大嫌いな私がたどり着いたのが、Surivのオーガニックコットンを使用したマスクです。
こちらのマスクを使った私の感想としては、
- サイズ調整可能で耳が痛くならない
- 肌当たりが優しく肌荒れしなかった
- 呼吸がしやすい
- 布マスクなのに99.7パーセント捕集ろ過効率という安心
ということで、安くはありませんが推し布マスクで、飛行機に乗るときは必ず使います。
Kindle
機内では映画を見る方も多いと思いますが、私は本を読んで過ごすことも多いです。
読みたいと思っていたけど読めていなかった本を持ち込んで集中したり、眠れないときに眠気を誘うために読書に切り替えたりします。
しかし、紙の本だとどうしても重さもありますし、なにより消灯後に読むには読書灯が必要です。
読書灯で自分だけ明るいと謎の恥ずかしさと周りの人への申し訳なさを感じる私はkindle一択です。
何冊本をダウンロードしてもタブレットと比べ物にならないほどの軽さのままで(当たり前)、しかも真っ暗な中でも読めるありがたさ。
なのに、ブルーライトを発していないので睡眠の邪魔をすることもなく、全読書家はとりあえずkindleを買っておいて損はないと言い切れるくらい大好きです。
普段は紙の本がすきですが、旅行のときやワーホリで海外に長期滞在するときは本をあまり持っていきたくなかったため、kindleを持っていきました。
十分すぎるくらい有名なのでご存じと思いますが、一応リンク貼っておきます……
とはいえ、最近はAudibleで読みたい本を聞くという快適さを覚え、先日のアメリカ旅行の長時間フライトではAudibleで”海外の大学に進学した人たちはどう英語を学んだのか”という本を聞いて過ごしました。
※ちなみにこれを聞きながら寝た私はまだ完読していません。
自分で読むには時間がとれないという人はぜひ一度Audibleを試してください。
無料期間があるので、30日間のお試しで気になっていた本を読むのもおすすめです。
到着直前に機内でやるスキンケア
我々アラサー女子としては、いくら長距離フライトといえど、肌への気配りは怠りたくないもの。
私も肌の治安維持には一生懸命取り組んでいますが、長距離フライトで困るのが、着陸直前のスキンケア問題です。
メイクをする必要はありませんが、飛行機を降りる前に最低限以下のことはしておきましょう。
- スキンケアやり直し
- 日焼け止め
顔は洗えない
先述しました通り、エコノミークラスのお手洗いはかなり狭くとてもじゃありませんが、洗顔はできません。
しかし、搭乗前に塗ったスキンケアは皮脂と混じって酸化しており、それを取り除かないと到着後に大きなニキビができてテンションが下がることになります。
そこで私のおすすめはふき取り化粧水です。
コットンを1枚一緒に持ち込んんで、着陸する前にふき取り化粧水を使って顔全体を一度きれいに拭き取ります。
このひと手間だけで肌の治安が守れるかどうかわかれるので、ぜひ普段ふき取り化粧水を使わない人も機内では使ってください!(懇願)
スキンケア用品はサンプルで持ち込む
ふき取り化粧水でさっと全体をふいたあとは、通常通りスキンケアをします。
しかし、全部機内に持ち込むとかなり重さもあり、かさばるのでサンプルで一通り持ち込みます。
事前に自分のスキンケアルーティーンで必要なサンプルを確認して、小さなジップロックにまとめておくと色々出す必要もなく、かつごみをそのままジップロックに入れてまとめられるのでおすすめです。
そして、ファンデーションは不要ですが、渡航先と到着時刻に合わせて日焼け止めも準備しておきましょう。
海外は日本より紫外線が強い場所が多いです。
さらに、最近は肌をきれいに見せてくれる日焼け止めもたくさんあります。
紫外線対策しながら綺麗を仕込んでおきましょう。
眉毛はフライト前日に仕込んでおく
眉毛で今日の顔のコンディションが決まるといっても過言ではないくらい、顔のパーツの中で大事な眉毛。
しかし、前日飛行機搭乗前にメイクを落としている場合、眉毛がなく人相も悪くなってしまう…
そんな心配を避けるために、私が必ず長距離フライト前日にするのが、眉ティントです。
眉ティントをしておくと、なんとなくふわっとした眉毛があるように見え、とても自然に見せることができます。
ばっちり眉毛を書いてしまうと、それ以外もメイクしないとバランスがおかしくなってしまう可能性があります。
眉ティントで「え、これ私の眉毛ですけど?」感を演出することで、メイクをする必要はなくなり、機内に持ち込む荷物も減らすことができます。
お手洗いで軽く歯磨きしておくと快適
寝起きの口内は雑菌が繁殖しているというのはもう周知の事実。
飛行機の中でも例外なく雑菌は繁殖するので、歯ブラシセットを持ち込んでささっと歯磨きするとその後の快適さが格段に違います。
降りてまずイミグレの人と会話することは不可避なので、とっとと口臭ケアしておきましょう。
機内必需品で長距離フライトを快適に過ごそう!
10時間を越える長時間のフライトをエコノミー座席でいくとお世辞にも快適とは言えず、特にアラサー女子にはきつい時間です。
だからこそ搭乗前からリラックスして過ごすための準備を始めて、
機内に快眠グッズを持ち込んで誰よりもエコノミーシートの旅を楽しみましょう。
私は何度も長距離のフライトに乗って試行錯誤したことで今のスタイルにたどり着きました。
人それぞれあると思いますが、これからワーホリに行く人の参考になればうれしいです!
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