ワーホリに行って人生終わったって意見があるけどホント?
仕事辞めてワーホリに行きたいけど、行くと後悔するかな?
ワーホリに行くと人生が終わる、後悔するからやめておけという意見を見ると、ワーホリに行くのを辞めるべきか迷ってしまいますよね。
実際私も渡航前にこういった意見を目にして、また友人からも直接忠告(?)され、本当にワーホリに行っていいのか?とかなり悩みました。
しかし、結果的にワーホリにいったことで自分の世界が広がり、英語力を身につけることができ、今外資系企業で働くというワーホリ前の自分では想像も付かなかった人生を歩んでいます!
だからこそ声を大にして言いたい。
「心配な人は、後悔しないワーホリにすればいいだけ!!」
よく聞く言葉ではありますが、やらなかった後悔よりやる後悔のほうが、人生全うしている感じがして私は大好きです。
とはいえ、これだけでは説得力の欠片もないため、ワーホリで後悔しないためにできることをまとめました。
自分の行動次第で、ワーホリを人生を変える大きなきっかけにすることができるので、ぜひ最後まで読んでください。
ワーホリでの後悔とは?
まず、ワーホリにいって後悔している人の経験がどんなものかあげましょう。
英語が伸びなかった
1番多いのが、思ったより英語力が身についておらず、ビジネスレベルとは到底言えないことに後悔します。
ワーホリにいって英語環境に身をおけば、勝手に英語が話せるようになると思い、自分で努力をしていない人に多い後悔です。
TOEICを受けたとしてもあまりスコアが伸びず、海外経験があると言うと想像されるような高い英語力が身につかなかったというものです。
しかし、そもそもワーホリに行って現地で生活していれば英語が身につくという考え方が間違っているのです。
英語を話せるようになりたいなら、それなりに勉強して努力する必要があります。
帰国後の就職活動が苦戦
それまでしていた仕事を辞めてワーホリにいき、海外経験もできたし「さあいいところに就職するぞ!」と思っても、苦戦してしまったときです。
英語力が身についておらず、なんとなくワーホリをしてきたということだけで求人に応募しても、残念ながら評価されません。
書類選考で落とされ、面接にすら進めない事も多く、ワーホリをきっかけにキャリアアップやキャリアチェンジをしようと思っていた人にとってはかなり苦しい時期かもしれません。
さらに、ワーホリ前に大手企業に勤めていた人は、帰国後に同じレベルの会社に就職できず、肩書きを失ってしまったことを後悔する人もいるようです。
お金がなくなった
渡航費や語学学校の費用、滞在費と現地での生活費など…ワーホリは安いものではありません。
現地で仕事ができるため留学より費用を抑えられますが、英語力が低いせいでなかなかいい給料の仕事に就くことが出来なかったり、現地で贅沢をしてしまったりとあまり貯金もできずに帰国する人もいます。
そういった人は初期費用を現地での収入でカバーすることができず、ワーホリ前と比べて少なくなってしまった自分の貯金を見て後悔するようです。
費やしたお金は戻ってきませんが、ワーホリ中の収入でカバーすることと、初期費用以上の経験を積んでプラスにする必要があります。
恋愛面
ワーホリ中の恋愛がうまくいかずに後悔する人もいるそうです。
例えば、下記のようなパターンがあげられます。
- 日本にいるパートナーと遠距離恋愛がうまくいかず破局した
- 現地で恋愛しようとしたら遊ばれるだけで終わった
現地で遊ばれて終わって後悔している人は私の友人にもいました。
しかし、反対に
- 日本でいるパートナーと1年後帰国して結婚した
- 現地で出会った人と国際結婚した
という友人もいますので、恋愛に関しては人それぞれという感じでしょうか。
ワーホリに行ってよかったと感じる人
反対にワーホリで人生を変えることができる人の特徴を紹介します。
友だちが出来て生活が充実
とにかく日本人とも日本人以外とも積極的にコミュニケーションをとり、たくさん友だちを作ってワーホリ生活を思いっきり楽しんでいる人です。
語学学校で知り合った友だちと卒業後も予定を合わせて遊んだり、帰国後も英語でやりとりをしています。
世界中に友だちができて、お互いの国を訪れるという交流をしている人もおり、ワーホリに行かなければなかった出会いを大切にしています。
また、ワーホリに行ったことで出会えた日本人の友だちが親友となるパターンも多いです。
仕事も遊びも勉強も全力
たくさん働いてしっかり稼ぎ、休みの日は思いっきり楽しむ人はワーホリに行ってよかったと思います。
メインの仕事だけではなくダブルワークをしてへとへとになりながらも、2連休で弾丸のキャンプに行くなどとにかくアクティブで、1年を通してその土地ならではのアクティビティを楽しみます。
さらに、英語もしっかり学び、現地にいるうちにIELTSやTOEFL、ケンブリッジなどの英語の資格を取得して帰国後すぐに就職活動をスタートできるように準備も抜かりない人が多いです。
日本では馴染みのない資格でも、現地の語学学校では資格対策のためのコースなどもあるため、一気に学んでしまうのも一つの手ですね。
帰国後の就職に成功
ワーホリ期間たくさん学び、色んな経験を積んみ、帰国後に希望通りの仕事に就くことができた人はワーホリで人生を好転させる人です。
私の周りで就職を成功させて、英語を使う仕事についた人の例がこちらです。
- インターナショナルスクールの先生
- 海外客が多い高級ホテル
- 航空会社のカウンター
みんなワーホリ前の経験職種に英語力を追加したことで就ける仕事をしています。
私含め、もともとは英語力がゼロだった人もいますが、ワーホリに行ったことで英語環境の職場に転職することができ、人生がお大きく変わったと言えます。
帰国後の就職を成功させるためにできることはこちらで紹介しています。
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初期費用を回収
先述しましたとおり、ワーホリは安い買い物ではなく、初期費用はそれなりの大金が必要です。
しかし、ワーホリ中にしっかりと稼ぎながら、日々の生活では無駄な出費を抑えることで貯金をして、初期費用に近い金額を帰国までに貯めていると行かなければよかったという環状がなくなります。
むしろ、最初に支払った金額よりもたくさんのお金を貯めて帰国した筆者は、ワーホリに行って1年楽しんだにも関わらず貯金が増えたのでラッキーでした。
自分の成長に気づける
渡航前に持っていた地位や肩書き、お金など、ワーホリのために手放して失ったものばかりを考えるのではなく、自分の成長した部分に気づける人は、ワーホリで人生が変えられます。
というのも、過去にしがみつくのではなく、何事もポジティブに捉えて人生を楽しむ力を持っているからです。
そして、ワーホリ前には出来なかった英語での会話ができるようになった、英語の記事が読めるようになった、自分の意見を言えるようになったなど、日本にいたときより成長した部分を気づけると自信がつきます。
そのプラスになった部分を言語化できることと、自信によってワーホリ後の人生も好転させることが可能になります。
ワーホリで後悔しないために
では、後悔しないワーホリにするためにできることを紹介します。
ワーホリで人生が好転するかどうかは自分の行動次第なので、少しでもワーホリに行ってみたいなと思う方は頑張る覚悟をするだけで最高の経験をすることができます。
とにかく英語を学ぶ
まず第一に英語です。
ワーホリでただただ遊びたいという人以外は、必ず英語力を身につけましょう。
ワーホリに行っていたという事実だけでは帰国後に苦労しますが、英語力を身につけて帰国することができれば周りの目も変わります。
実際私は渡航前は英語力がゼロでTOEICが300点にも満たなかったのですが、ワーホリから帰国後に受けた1発目のTOEICで850点をとることができ、そのスコアで行った就職活動では十分に評価してもらえました。
1年間で英語力を身につけたからこそ、努力ができる人ということもアピールができました。
ゼロだった英語力を身につけることができた私は、未経験職種に応募していましたが、「一緒に働きたい」と言ってくださる企業も何社かありました。
そのためワーホリに行ったことを後悔していませんし、つらくて悔しい思いもたくさんしましたが、あのときワーホリに行く決断をしてくれた過去の私に感謝しています!
英語力が身につかず、就職がうまくいかないことが後悔する1番大きな要因なので、英語力を身につければその後悔をせずにすみます。
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先にワーホリに行っている人にコンタクトする
次におすすめの行動が先にワーホリに行っている人とコミュニケーションをとることです。
SNSが発達しているためワーホリに行っている人の発信内容を容易に見ることができ、そこから情報収集することも可能です。
しかし、ただ見て情報を集めたり、楽しそうだなあと思うだけではもったいないです。
せっかくなら、DMやメッセージでコンタクトとってみて、同じ都市にいる人であれば渡航後に会える可能性も、友だちになれる可能性もあります。
ワーホリ人気国で日本人が多い都市といっても、比率でいうと日本人の割合は少ないものです。
貴重な日本人のコミュニティを作り、さらにはワーホリを楽しんでいる人と出会えると自然と自分の行動範囲も広がり、充実した生活を送ることができます。
実際私も渡航前に既に渡航して現地で働いている人にDMを送りやりとりをして、渡航後に何度か会って現地情報を教えてもらうことができました。
少し先をいく先輩の情報はかなり役立ちますし、最新の情報を得ることができます。
モチベーションも上がるのでぜひコンタクトしてみてください。
どうしても自分からSNSでコンタクトするのが恥ずかしいという人は、現地オフィスがあるエージェントがおすすめです。
私が利用したラストリゾートでは、現地オフィスで同時期に渡航した人に向けたオリエンテーションをしてくれたので、そこでも友だちを作ることができました。
ラストリゾート公式ページはこちら>ラストリゾートブログを始める
3つ目におすすめなのが、ブログを始めることです。これは私がワーホリ中にしていなくて後悔したことです。
例えば、英語の勉強や資格対策などワーホリ中の苦労した経験を書きためることで、あとで見返したときに自分の成長をかなり実感することができます。
今の状況をまとめていたり、新しく得た情報をまとめたりすると後々それを見返すことで、履歴書に書ける経験やスキルがたくさんあることに気がつきます。
なんとなく日々を過ごしていると見落としてしまうような変化にも気づけるようになるのです。
さらに、ワーホリ準備や不安から、渡航後の現地の情報、英語の勉強など、あなたの経験が次にワーホリを検討する人の後押しにもなります。
他の人の役に立つことができると自分自身のモチベーションにもつながります。
また、ブログは収益化することも可能です。
現地でのビザや英語力を気にせずに収入を作ることができるので、金銭的にも精神的にも支えになることでしょう。
行く前に目標を決める
最後に絶対やっておいてほしいことが、ワーホリの目標を渡航前に決めておくことです。しかも具体的に。
- 英語力を身につけるではなく、TOEICで○○点とるやケンブリッジの資格を取る
- 世界中に友だちを作るではなく、帰国後も一緒に旅行できるような友だちを作る
- 帰国後は正社員で働く>>この業界で働く、英語を使ってこの仕事をする
など、具体的であればあるほどいいです。
なぜなら、目標が具体的であれば、逆算して何をするべきかが明確になります。
ここの目標設定が曖昧だと、ただ日々を過ごしているだけで1年という期間はあっという間に過ぎてしまいます。
必ず、目標設定、ワーホリを経てどうなりたいかをはっきりさせておきましょう。
まとめ:後悔しないワーホリは自分次第
いかがでしたか。
ワーホリに行ったことを後悔する人がいるのは事実です。
しかし、私含めワーホリに行ってよかった、人生が変わったと言える人がいることもまた事実です。
あなたがもし後悔するかもしれないと迷っているのであれば、何が起こったとき起こらなかったときに後悔するかを考えてください。
そして、その後悔を避けるためにできることはないか、どうすればワーホリが最高だったと言えるかを考えることができれば、あとは努力する覚悟をするだけです。
ワーホリにいって人生を好転させられるのも、行かなければよかったと後悔するのも自分自身の行動次第です。
一度きりの人生。興味があることはぜひ挑戦してみて欲しいです。
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