ワーホリに行くけど家探しってどうやってするの?
シェアハウスって住んだことないからどう選べばいいか分からない
こんな疑問にお答えします。
ワーホリに人気のカナダやオーストラリアでは、留学生だけではなく現地の人からもシェアハウスに住むというのは一般的です。
しかし、日本ではまだまだ認知度が低いためどのように家探しをすればいいか迷ってしまいますよね。
筆者もカナダのトロントにワーホリで滞在し、シェアハウス3軒住みましたが、最初は探し方が分からず苦労しました。
やるべきことを順番に説明するので、ぜひ参考にしてください。
情報の探し方
まず、ワーホリで家探しをする際に必要な情報を集めるところからスタートします。
情報といっても大きく、大きく下記2つに分けられます。
- 治安や立地など土地に関する情報
- 入居者募集中の物件そのものの情報
治安などの情報
海外に行ったばかりだと土地勘がなく、情報収集が不十分だと治安が悪いところや、ホームレスが多いところなど夜仕事終わりに帰る際に怖い道を通らなければならないことがあります。
そういったことを避けるために、どんな地域が住みやすく安心して暮らせるかという情報を集める必要があります。
情報収集の仕方は、やはり現地に既に住んでいる人に聞くのが1番です。
- ホストファミリー
- 語学学校のカウンセラー
- 先に渡航している日本人ワーホリ生
- エージェントの現地オフィスの人
などからおすすめの地域や絶対避けるべきエリアを聞いておきましょう。
ネットで検索してもある程度は出てきますが、ネットでは出てこない実際肌で感じるその土地の雰囲気というものは人から聞くのが1番です。
また、女性であれば聞く相手も女性であると感覚も似ているのでこわいと感じる点が一緒でより有力な情報を得ることができます。
筆者が実際に使用したラストリゾートは現地オフィスがあり、渡航後に治安についていろいろ教えていただけました。
ラストリゾート公式サイトを見てみる>ラストリゾート物件の情報
住むエリアや避けるべきエリアを絞れたら、次は実際に今空いているシェアハウスの情報を探します。
カナダのトロントでは主にこちらの2つのサイトが使われます。
e-mapleは日本人留学生向けに作られたカナダのトロントの情報を集めたサイトです。
仕事探しも家探しもコミュニティ作りもこのサイトを通して行うことができ、その他有力情報も得ることができる日本人同士の掲示板のような情報交換サイトです。
e-mapleに掲載されているシェアハウスは日本人入居者限定だったり、オーナーも日本人だったりと比較的心配する点が少ない傾向があります。
まだ英語に自信がないうちはe-mapleを通して家探しを行うといいでしょう。
カナダ人オーナーの場合も、入居者が日本人のほうが部屋をきれいに使ってくれるため日本人を好む人もいるようです。
kijijiは日本人に限らずカナダ人や他の国からの留学生向けに作られた情報サイトです。
e-mapleと違う点はサイト内も全て英語で、kijijiを通して見つけたシェアハウスではシェアメイトも日本人以外になることです。
完全英語環境で現地の人と交流したいという人にはおすすめです。
情報もe-mapleに比べて多く、毎日たくさんのシェアハウスの情報がアップされますが、日本人限定ではない分ライバルも多くなります。
また全て英語でのやりとりになるため、入居後に思っていたのと違うとならないためにも、英語力をある程度身につけた状態か自信が無い人は英語が話せる友人と一緒に見学に行くことをおすすめします。
シェアハウス見学のアポの取り方
気になるシェアハウスをサイトで見つけたら、見学のアポを取りましょう。
シェアハウスでは住んでいる人の雰囲気によって部屋の雰囲気も異なりますし、募集の写真と実物が大きく異なる場合もあるので、必ず見学には行きましょう。
サイトは数時間に1回チェック
e-mapleを使う場合もkijijiを使う場合もシェアハウスを探している期間は必ず1日に何回も最新情報をチェックしましょう。
シェアハウスを探している人は沢山いるので、いい物件は問い合わせが殺到しすぐに決まってしまいます。
新しい情報がアップされたらすぐに情報をチェックしてライバルより1秒でも早く見学のアポを取ってください。
気になる物件にコンタクト
気になるシェアハウスがあればすぐにそのページの問い合わせ欄からメッセージを送りましょう。
メッセージを送る際に最低限入れるべき内容はこちらです。
- 簡単な自己紹介
- いつ頃入居希望か
- 見学したい候補日
いいシェアハウスのオーナーさんは情報をアップするとすぐにたくさんのメッセージを受け取るので、あまり長い文章を送る必要はありません。
私はよくe-mapleで下記のように送っていました。
ページ下の問い合わせからメッセージを送るとオーナーに上のメッセージが届き、それを見たオーナーが私のメールアドレスに連絡をくれるという流れでした。
ポイントは以下の通りです。
- 名前を書く必要はないです。語学学校に通っているならStudent, 既に働いているならfull time workerなどざっくりと属性を伝えます。
- いつ引っ越したいか(3週間以内、1ヶ月以内、今月末など)
- 長期で住む部屋を探していると書いた方がオーナーとしても喜ばれて返信率が上がります。
- 見学はできるだけ早くいきましょう。大体連絡したその日か翌日に行っていました。
事前に確認しておくこと
返信が来てシェアハウスの見学日時が決まったら、メッセージで家についての情報を聞く必要はありません。
というのも、オーナーさんもたくさんの人とやりとりをしているため、あまり事前の質問が多いとめんどくさがられて返信が来なくなってしまいます。
しかし、最低限見学時に気に入った場合のデポジットをその場で払う必要があるかどうか、支払い方法は現金かどうかは聞いておきましょう。
不用意に現金を持ち歩くリスクも回避できますし、本当に気に入った場合申し込む流れを事前に把握しておくとスムーズです。
シェアハウス見学時
シェアハウスの見学のアポが取れて、実際に見学に行ったときに確認するべき点がいくつかあるので、ぜひチェックしてください。
質問して確認すべきこと
まず始めに、オーナーさんに直接質問して聞くべき内容はこちらです。
- 毎月の家賃の支払い方法
- 家賃以外に必要な経費の有無
- 領収書の発行が可能か
- ハウスルール
家賃の支払い方法は現金でやりとりするパターンが多いですが、どのように集金されるのか必ずチェックしましょう。
もしくは銀行送金での支払いが可能な場合もあるので、事前に必ず確認して自分の都合のいい方を選択してください。
また、家賃に水道光熱費やWIFIの費用が含まれているパターンが多いですが、別途請求される場合もありますので、必ずチェックしてください。
シェアハウスの契約は日本の賃貸契約のように契約書があるわけではなく口約束のようなところがあるため、領収書を発行してもらい家賃の支払いについて証明書を残してもらいましょう。
領収書は日本でいう確定申告にあたるタックスリターンをする際にも申請できる場合があるため、必ずもらったら手元に保管してください。
ハウスルールについても、シャワーを浴びれる時間が決められていたり、来客禁止だったりと様々なので必ず事前に確認しましょう。
掃除の担当を決めているかなどによっての入居後のストレスが変わるのでルールが厳しすぎるとしんどくはなりますが、ある程度ルールがあるところのほうが快適には過ごせます。
自分で確認すべきこと
次に見学に行った際に自分で確認できることです。
- 部屋の鍵の有無
- カビ臭さなど臭いい
- 冷蔵庫の中の分け方
まず、各部屋のドアに施錠できる鍵がついているかどうか必ず確認してください。
ぱっと見は鍵っぽく見えて、実は機能していない場合もあります。
また、写真では綺麗に見えていた部屋も実際行くと汚れが酷かったり古かったり、湿度が多くカビが生えていたり残念なシェアハウスもあります。
ある程度許容することは大切ですが、初見で不快に感じる部屋はその後も問題が沢山出てくるため避けるべきです。
キッチンやリビングは共有スペースですが、冷蔵庫の中身を見ると住んでいる人の性格がなんとなくわかります。
きっちり使うスペースを分けてあってものを詰め込みすぎていない冷蔵庫だと入居後もトラブルが少ないと想定できます。
反対に、ものが沢山詰め込まれていて冷蔵庫の中のスペースもあまり分けられていない場合、食材を勝手に使われる心配などが出てくるためおすすめしません。
できればやること
最後に、絶対ではありませんが、シェアハウスを見学した際にできればチェックしておいた方がいい点です。
- 既に住んでいる人と挨拶
- WIFIに実際につながせてもらう
- 周辺環境のチェック
既にシェアハウスに住んでいる人が共有スペースにいたり、廊下ですれ違った際には必ず挨拶しましょう。
一言二言会話するだけでその人と一緒に住むことが可能かどうかのいい判断材料になります。
WIFIは多くの場合既にシェアハウスに備え付けられていますが、実際つなぐとスピードが遅く使い物にならないものもあります。
実際筆者も見学時に「特にクレームとかないので問題なく使えます」と言われていたにもかかわらず、入居後つなぐと全然繋がらず、シェアメイトによると何度もWIFIの件はクレーム入れてるが対応してくれないとのことでした。
こういったことを避けるためにも、見学時に少しの時間だけでもWIFIにつながせてもらい、問題なく使えるか自身でチェックできると安心です。
見学の前後には周辺を散歩して環境をチェックしましょう。
治安の悪そうな通りはないか、最寄りのスーパーまでのアクセスはしやすいか、バス停や駅までの移動は楽かなどgoogleマップだけではなく実際歩くことで分かることがあります。
女性は特に事前の環境チェックをしてください。
ワーホリ中の家探しは情報収集が大切
以上、ワーホリ中の家の探し方を順番に説明しました。
まずは信用できる人から情報収集を行い、住むエリアの選択を間違わないことが大切です。
ワーホリでは最初だけホームステイをする人が多くいますが、ホームステイの期間が終了する前に余裕を持ってシェアハウス探しを始めましょう。
ホームステイで最悪だった経験をまとめました。興味があればぜひ一緒にご覧ください。
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