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トロント ワーホリ

【完全保存版】ワーホリに人気のバンクーバーとトロントを徹底比較

2023-09-21

 ワーキングホリデーでカナダに行くことまでは決めたものの、大きな選択がまだありますね。

そう、「カナダのバンクーバーに行くか、トロントに行くか」です。

私のおすすめは、日本人が少なくモザイク都市と言われる多国籍なトロントです。
かなり迷いながら最終的にトロントに滞在することにしましたが、結果的に大満足だったので、比較検討した情報をまとめました。

基本情報

バンクーバー

バンクーバーについて

・日本からのアクセス◎:乗り換えなしフライトで片道9時間(日本⇒バンクーバーの場合)

・最低賃金:16.75ドル(2023年6月から)

・消費税:10~13%(GST 5%+PST 5~8%)

・気候:月の半分雨

・治安:いい

消費税についてはGSTと言われる国で定められた税率に各州が決めたPSTと言われる税率が加算された合計が消費税として適用されますが、バンクーバーの場合は、PSTの税率が消費税の対象によって異なります。
アルコール類やホテルの宿泊は8%加算されて、1番高い消費税率13%が適用されます。

ちなみにカナダでは加工前の野菜や果物などは消費税がかかりません。

また、雨が降る日が多く空は暗い日が多いです。

トロント

トロントについて

・日本からのアクセス△:乗り換え必要、片道合計12時間(日本⇒トロントの場合)

・最低賃金:15.5ドル(2022年10月から)*2023年10月から16.55ドルに引き上げられます

・消費税:13%(GST 5%+PST 8%)

・気候:半年間冬が続く

・治安:いい

バンクーバーとの1番大きな違いは、日本から乗り換えなしの1本で移動することが不可能なことと、気候が圧倒的にバンクーバーより寒くなります。

とはいえ、通常ワーキングホリデーの期間中に一時帰国する人は少ないので、往復フライトが最初の渡航時と最終帰国時のみと考えるとそこまでのデメリットには感じません。

冬場は気温がマイナスになることが多く、4月や5月になっても吹雪いていることも珍しくありません。涼しくて過ごしやすい夏は一瞬で過ぎるので、みんな短い夏を精一杯楽しもうと必死です。

語学学校の先生に言われた言葉は「トロントには季節が冬とすごく冬の2つしかない」と言われたのが印象的でした。

バンクーバー

バンクーバーは大きなカナダの中でも日本寄りの西側のためアクセスもよく、アジア人留学生からは人気の都市です。

住みやすさについて

バンクーバーが留学先として人気の理由のひとつに住みやすさがあげられます。

自然も多く、都会と自然が融合した街で少し足を伸ばせば海や山などアウトドアな楽しみ方もできます。

日本人も多く、新しい友だちも作って情報交換しやすい環境なので、英語が全く初心者の方でも安心して生活できますし、アジア系のお店も多いため、日本の製品を手に入れやすいのも住みやすさに繋がります。

さらに、街全体がコンパクトで移動も楽です。
スカイトレインと呼ばれる鉄道や公共のバスを乗ることでタクシーを使わずとも移動することが可能です。

周辺観光地について

バンクーバーから行ける人気の観光スポットには、バンフ、ウィスラー、ヴィクトリア島、アメリカであればシアトルも近く、レンタカーを借りてふらっと旅行に行く人も多いです。

また、バンクーバーに渡航してもロッキー山脈が見頃を迎える夏のハイシーズンのみバンフでバイトをしながらホスピタリティを学ぶ人や
スキーやスノボなどのウインタースポーツが好きな人は、冬はウィスラーでバイトをしながら休みの日はカナダの広大な地でウインタースポーツを楽しむということもできるので、選択の幅が広がります。

旅行するだけではなく、せっかくカナダに滞在する1年間いろいろな都市を転々としたいという人にはおすすめです。

仕事の見つけやすさについて

日本人が多く、ワーキングホリデーに来ている人も多いので、仕事は比較的見つけやすいです。

お客さんも留学生に慣れている人が多く優しいので、ワーホリ生に人気のカフェバイトも挑戦してみるといいかもしれません。

JP Canadaというサイトはバンクーバーに留学している日本人から1番人気のサイトで、ここで仕事を探す人も多いです。

JP Canada.com

同じ日本人のワーホリ生から紹介してもらって仕事を見つけられる可能性も高いのが、日本人留学生が多いバンクーバーのメリットでもあります。

トロント

住みやすさについて

トロントもバンクーバーに負けずかなり住みやすいです。

多国籍で自分と同じオリジナリティ以外の人認め合う認め合う文化があるため、自分が留学生だからという後ろめたさを感じることがなく、拙い英語力でも尊重してくれます。

カナダのニューヨークと呼ばれるくらいの金融都市で、ダウンタウンにいくとガラス張りの大きなビルが建ち並び、本当に雰囲気はニューヨークに来たかのように感じます。

また、日本からアクセスが少し悪くなる分、日本人の比率がバンクーバーに比べて減り、逆に中南米、インド、アフリカやヨーロッパなどアジア以外の国出身の人と関わる機会も多くなります。

街にはリトルイタリー、アラビアンタウン、グリークタウンなどと呼ばれる各国の人が集まってできたエリアがあり、同じトロント市内でも雰囲気がかなり異なります。

カナダにいながら、本格的なギリシャ料理や南米料理を楽しめたり、旅行をしているかのような町並みを楽しむことができます。

ちなみに、コリアンタウンやチャイナタウンもありますが、ダウンタウン周辺に日本人街と呼べるほどの場所はありません。
日本人が少なく、多国籍なモザイク都市を楽しめるのはトロントならではです。

公共交通機関はTTCと呼ばれる地下鉄や路面電車やバスがメインです。
冬の大雪の日でも止まることはほぼなく夜中もずっと動いているのでバイトやホームパーティーで帰りが遅くなっても終電を伸ばすことがないので安心です。
街灯はついていて真っ暗な道はあまり記憶にありませんが、夜遅くに女性ひとりでバスに乗った際には運転手さんに言えばバス停とバス停の間でも下ろしてもらえるので、歩く距離をできるだけ短くすることもできます。

周辺観光地について

トロントから人気の周辺観光スポットは、ナイアガラの滝、プリンスエドワード島、モントリオール、アメリカであればニューヨークがあげられます。

ナイアガラの滝はアメリカとの国境にあり、歩いて国境を渡ることもできる人気のスポットです。
夏場は船で迫力のある滝のすぐ近くまで行って水しぶきを浴びることもできますし、冬場にいくと全て凍ってしまった滝がライトアップされていて幻想的な景色を見ることができます。
トロント市内からは長距離バスや電車などで移動できるので、滞在中何度も訪れてぜひ季節ごとのナイアガラの滝を見てください。

また赤毛のアンの舞台となったプリンスエドワード島や、公用語がフランス語で街を歩いているだけで絵になるモントリオールもワーホリ女子には人気ですが

世界の金融の中心ニューヨークには誰もが一度は訪れたいと思うところです。
夜行バスでいくことも可能なため、週末を利用してふらっといく留学生も多くいます。

また観光地だけではなく、トロントはバスケ、野球、ホッケーとスポーツもさかんでスポーツ観戦も楽しむことが可能です。
バスケのチームRaptorsには過去日本出身のNBA選手渡邊雄太選手が所属していましたし、野球チームBlue Jaysには菊池雄星選手が所属しています。

仕事の見つけやすさについて

仕事の見つけやすさについてはバンクーバーよりは劣ります。

日本食レストランで働くにしても、サーバーなどお酒を扱う職種に就く場合は資格が必要で、資格を持っていないと仕事を始めることができません。
また、同じ留学生としても現地のカレッジに通う正規留学生が多く、英語力も高いので、ライバルが強いということも理由としてあげられます。

トロントの日本人留学生から人気の情報サイトはe-mapleです。
このサイトを使って仕事を探すと、日本人を既に雇ったことがあるお店の求人を確認できるので仕事探しのハードルは下がります。

e-Mapleカナダ

まとめ:おすすめはトロント

いかがでしたか。

ワーホリで人気のカナダの中の二大都市バンクーバーとトロントを比較しました。

私のおすすめは日本人が少なく多国籍文化を体験できるトロントです。

しかし、日本からのアクセスや日本人が多くいるからこその住みやすさを求める人にはバンクーバーもありです。

どうしても決められない方は、”雪””雨”かという点で最終決定してもいいかもしれません。

下記事にてトロントワーホリの費用をまとめています。ぜひご覧ください。

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