ワーホリに行くには30歳は年齢ギリギリすぎて悩んでしまいます。
若い人ばかりで馴染めないかもしれないし…
ワーホリは31歳の誕生日を迎えるまでにビザの申請をしていれば、ビザ取得から1年間渡航可能ですが、30歳という年齢制限があると、どうしても制限ギリギリになってくると迷いますよね。
でも、30歳の年齢制限ギリギリでと渡航する人は意外と多く、かつ30歳で渡航するいわゆるギリホリだからこそ得られる価値もあるので安心してください。
国によって規定は異なりますが、ワーキングホリデーは18歳~参加できる制度のため、若い20代前半の人が多数を占めると思う人が多いと思いますが、意外にも25歳以上のアラサー世代が多く、平均年齢も26~27歳のようです。
意外とアラサー世代も多いんだ!
私も28歳で渡航しましたが、30歳でワーホリに来ている友人も何人かいて想像していたよりお姉様方と知り合うことができました。
さらに、私自身アラサーでワーホリをしてギリホリこそ価値がある!ということを実感しました。
はじめに:30歳というのはまだまだ若い
そもそも海外の人からすると30歳なんてまだまだ若く、30歳という年齢を聞いて、「おじさん」「おばさん」と悲観して動けなくなるのは日本人くらいです。
海外では40代50代になっても大学や専門学校に入り、新しい分野を学び直してキャリアチェンジやキャリアアップする人も多くいます。
何かを始めるのに30歳というのは全然遅くないので、年齢を理由に諦めてしまうのはもったいないです。
30歳でワーホリするメリット
・社会人経験を経てコミュニケーションスキルが身についている
どんな職種でも社会に一度出て、会社員として働いた経験のある人なら分かると思いますが、仕事をする上で何よりも大切なことは他社とのコミュニケーションです。
そして、最初は苦手だった初対面の人との会話も、年齢を重ねるにつれなんなくできるようになります。
私自身学生時代はかなりの人見知りでしたが、社会人を経験していくうちに人見知りを隠して相手と会話をすることができるようになりました。
これは、ワーホリに行ったときにかなり強みになります。
というのも、ワーホリに行っても人と会話をしないことには英語力は身につきませんし、友だちもできません。
恥ずかしいという気持ちよりも学びたいという気持ちを優先することが出来るので、臆せずに話しかけることができます。
「自分は人見知りだ」と思う皆さん、社会人を経験した今、学生時代よりも会話を続けられるように成長していませんか?
・大人になってからの学び直し
日本で社会に一度出てしまうと、新しい知識を身につけるための学び直しということは難しくなってしまいます。
例えば資格を取得したいと思っても、仕事をしているのでどうしても勉強だけに集中することはできず、隙間時間をいかに有効活用できるかが重要になってきます。
反対にワーホリに行ってしまえば、英語を学びたいという気持ちを最優先して自分の学び直しに集中できる環境作りができるのです。
そして、学生時代にもう少し勉強しておけばよかったという後悔を取り戻すことができます。
・金銭的余裕がある
やはり社会人の強いはなんといっても金銭面ではないでしょうか。
ワーホリは現地でバイトができるため、留学より費用が抑えられますが、それでもある程度の大きな予算がかかります。
例えば現地で語学学校に通うとなると渡航初月から仕事を開始することは難しくある程度の貯金を準備しておく必要がありますが、社会人だと学生に比べて余裕があることが多いです。
トロントで語学学校3ヶ月通った私の実際の予算をまとめた記事です。ぜひ参考にしてください。
また、お金の管理スキルもある程度身についている年齢なので、ワーホリに行っても現地で収支のバランスを把握して余裕のある生活を送ることができます。
親からの仕送りに頼る必要もないため、全て自己責任で渡航するとなると英語の勉強にも力が入ります。
・人生を大きく変えられる可能性が高い
30歳でワーホリにいくとなるとそれまでの経験である程度の価値観が形成されています。
しかし、それまで培った価値観と全く違うそれを持った人たちと関わって知っていく中で、新しいものを取り入れることができます。
まだ自分の中で価値観や自分なりの物差しができていないときより、ある程度できあがった状態で知らなかった世界と出会う方が衝撃も大きく、その後の人生にどう活かすかということまで考えることができます。
ワーホリでの経験がそのまま自分の物差しになるのではなく、それまでの経験と合わせて新しい価値観を作りあげることが可能です。
・社会人経験があるため帰国後の就職に有利
アラサーでのワーホリは帰国後の就職で不利になるというイメージをもたれがちですが、私はそうは思いません。
というのも、一度社会に出て何かしらの社会人経験があることで、その経験やスキル+ワーホリで身につけた英語力という新しい武器を手に入れることができるからです。
一昔前までは年齢や性別を採用の基準にしている企業も多かったですが、現代ではむしろそういったフィルターを外して優秀な人を採用したい企業が増えています。
むしろ新しい知識を身につけるために挑戦をしたことを評価してもらえるような経験をしてくれば、帰国後の就職できっと勝つことができます。
帰国後の転職を成功させるために取り組むべき事を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
30歳でワーホリするデメリット
正直30歳でギリホリをするデメリットというほどのものはないのですが…
・周りから痛い目で見られる
30歳前後のアラサー世代がギリホリをするとなると、一部の人から「どうせ遊びでしょ?」という冷たい視線を浴びせられます。
しかし、これは完全に無視していいです。
なぜならワーホリは本当に素晴らしい経験をすることのできるかけがえのない時間ですし、それによって人生を変えることができるからです。
ネットで見かけるネガティブな意見は気にせず無視してください。
また、もし身近な人が否定するような事を言っているのであれば、それはあなたを本当に心配しているからで悪気があるわけではありません。
その心配を解消してあげて、忠告を聞き入れることで失敗して無駄な時間を過ごすリスクを減らすことができるので、ありがたく受け取ってください。
・バリバリ働いている同世代がまぶしい
30歳となると社会人になって6年から12年くらい経っていることになり、人によっては役職がついていたり、社内での責任が増えていたりと、脂がのる時期といも言われます。
後輩から慕われている姿やバリバリ働いている姿、頑張った自分へのご褒美を買う姿は、日本社会から離れてワーホリをしている身にとっては少しまぶしく感じるかもしれません。
しかしそれをうらやむのではなく、
- 友人も頑張っているから自分も頑張ろうというモチベーションに変えて自分のやるべきこととしっかり向き合うこと
- バリバリ働くかっこいい姿に対する憧れやフラストレーションを原動力にすること
でワーホリ帰国後に爆発力を出すことができます。
ワーホリにいくと決めたら
もしあなたが今30歳というワーホリの年齢制限ぎりぎりで挑戦しようと思うのであればぜひ準備を始めてください。
・ビザの申請は早めに
ワーホリビザの年齢制限が30歳までの場合、ビザの申請自体を31歳の誕生日を迎える前に(31歳のうちに)申請する必要があります。
申請してから実際の案内がくるまで少し時間がかかることと、ワーホリは毎年人数制限があるため早めにしておくことをおすすめします。
ビザの申請はカナダ移民局のページよりできます。
英語力ゼロだった私でも自分でできたので、申請自体はあまり難しくありません。
・エージェントでの無料相談
ビザの申請自体は自分ですることをおすすめしますが、ワーホリ全体の手配はエージェントを通すことをおすすめします。
まずは、無料相談をしてみて自分の希望にあったプランを作成してもらうことでイメージがわきやすくなるので、カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
エージェントは実際に留学やワーホリ経験のあるカウンセラーさんもおり、共感してもらえる事が多いです。
親身になって相談にのってくれたり、頼れる人がいない現地でもサポートを受けられることがあるので、新しい環境に飛び込むには大変心強い存在となります。
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ぜひ無料相談でご自身に合ったプランを作ってもらってください。
実質0円でオーダーメイド留学|夢カナ留学・渡航時期を決めて退職届を提出
現在進行系で仕事をしているのであれば、具体的な渡航時期を決めて逆算して退職届を出す必要があります。
できるだけぎりぎりまで仕事をしたいのか、早めに退職して英語学習など準備期間を確保したいかなど自分自身のプランに合わせて退職時期を決めてください。
もし実家を離れて一人暮らしをしているのであれば、空家賃を避けるためにも賃貸契約を解約して一度実家に帰ることをおすすめします。
まとめ:30歳からのワーホリは挑戦する価値あり
30歳という年齢はただの数字にすぎません。
渡航するまでは不安なことが沢山でてくるかと思いますが、行ってしまえば海外で年齢を気にしている人はほとんどおらず、自分よりもっと上の年齢の人たちが挑戦する姿を沢山見ることができます。
さらに30歳年齢制限ギリギリでワーホリをすることは下記のメリットがあります。
ぜひ、30歳だから、年齢ギリギリだからという理由で諦めずに挑戦してください。