アラサーがワーホリに行くのはただの逃げって言われるのはなぜ?
行きたいけど逃げと言われるから悩んでしまいます…
ワーホリはただの現実逃避や逃げといった厳しい意見を見て、本当に行っても大丈夫なのか?と悩んでしまいますよね。
私も28歳でカナダのトロントにワーホリに行きましたが、ワーホリ前にネット上でネガティブな意見を見て「逃げただけ」と思われないか不安でした。
しかし、そういった意見を見たからこそ絶対に結果を出そうと努力できたと言えます。
その結果英語を身につけるという目標を達成して、今では英語を使う仕事に就けたので私のワーホリは大成功でした。
今回はワーホリに逃げただけと思われないためにやるべきことをまとめました。
先に結論から言うと、ワーホリがただの逃げになるかどうかは滞在中のあなた自身の行動が大切です。
特に英語学習とバイトはかなり努力して何か結果を出すことが必要です。
もしくは、ワーホリにいく目的と成し遂げたい目標にこだわってとことんそれに向かって努力することです。
その目標を達成できてもできなくても、必死に何かに向き合った人はその経験から得るものがあり、帰国後の就職で必ず役に立つからです。
ワーホリは逃げといわれる理由
ワーホリは楽しいだけではなく、大変なこともたくさんあるにも関わらずネットやSNSではワーホリに対するネガティブな意見がたくさんあります。
そういった意見のほとんどはワーホリをしたことない人の意見であり気にすることはありません。
しかし、逆に言えばワーホリが逃げと言われる理由を確認して反面教師にすればいいのです。
英語力がなくてもワーホリは可能
ワーキングホリデーとはそもそも休暇期間を海外で長期滞在しながら文化交流を図るためのものです。
その期間の生活費をまかなうために就業が認められており、ビザの申請や滞在自体に英語力は必要ありません。
もちろん英語力がないことで、できる仕事は限られますが、英語力を全く使わない仕事を使えばいいだけなので生活は可能です。
語学留学の代わりに就業ビザ付きのワーホリを使う人も多いですが、ホリデーとついている以上休暇というイメージが強くなってしまうのです。
語学力が身につかない
ワーホリに行くだけでは残念ながら英語力は伸びません。
海外で生活しているだけでは英語力は最低限の能力で十分なためそれ以上を求めて自分で努力しない限り、あまり英語が話せないまま帰国することになってしまいます。
さらにワーホリに行くほとんどの人がフルタイムでの仕事が決まったあとは勉強時間を確保できず、スピーキングも最低限しか身についていないまま帰国してしまいます。
英語を身につけずに帰国する人たちも多くいるため、日本ではワーホリは遊んできただけと思われてしまうのです。
しかし、英語力は自分の努力次第で伸ばすことが可能です。
私も英語ゼロで渡航しましたが、ビジネスレベルまで上げることができました。
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帰国後に就職をしない
ワーホリに行くと開放的で他人の視線を気にしない伸び伸びとした生活を送ることができ、それまで日本で当たり前だった価値観が変わります。
そのため、帰国後に日本企業に再度就職することはせずに下記のような生き方を選択する人も多いです。
- 視野が広がり、フリーランスとして海外を旅しながら仕事をする人
- バイトとして稼ぎ、次の国でのワーホリを目指す人
- 海外での就職を目指す人
- もう一度学生に戻って学び直したい人
私は結局日本に帰国して正社員として働くことを選択しましたが、ワーホリで知り合った友人も上記のような選択をした人はたくさんいます。
しかし、ワーホリに行っていない人からすると、日本の社会の常識から外れて就職をしないという選択をすることが理解できません。
職歴にできるブランク
帰国後の就職活動ではワーホリでできてしまった「ブランク」を相応の説明をしなければなりません。
ただ空白で提出してしまうと残念ながら書類審査すら通らないと思ってください。
面接で聞かれた場合はまだしも、書類選考で落とされると説明のしようがないため、提出する書類の備考欄に”ワーキングホリデーとして○○に滞在”と記載し現地での活動や職歴も記載しました。
転職エージェントの方にアドバイスされ追記したのですが、現地での生活も記載して以降書類選考が通りやすくなりました。
スタッフ300人以上いるローカルレストランで唯一の日本人スタッフとして働き、"Employee of the month"を獲得しました!とアピールしました。
本気でワーホリ期間に何かに取り組んだ人はその活動や結果を面接で話すトークとしてアピールポイントにすることも可能です。
ぜひ、転職エージェントにどのようにすれば履歴書や職務経歴書が魅力的にできるか相談してみてください。
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ワーホリに逃げたと思われないためにやるべきこと
では、ワーホリで日本社会から逃げたとマイナス評価されないために、やるべきことを紹介します。
実際私は、これらに必死に取り組んだことでワーホリでキャリアチェンジをして、給料もアップすることができました。
私の経験をもとに、ワーホリをただ楽しかった期間としないために必要なステップを紹介します。
ワーホリを評価してもらうために取り組むべきこと
- ワーホリに行く目的を明確化する
- 目的を達成するための大まかなプランをたてる
- スピーキング力強化に強化する
- 仕事は日本人向けサイト以外から応募する
- 事前に目標業界・業種の必要英語力を確認する
- 渡航前と帰国後にTOEICを受験
ワーホリに行く目的の明確化
まず、ワーホリに行きたい理由を明確にしてください。
- 英語力を身につけたい
- 海外で生活してみたい
- 海外のパートナーがほしい
- いろいろなところに旅行をしてみたい
- 日本社会から脱出したい
など様々な意見があると思います。
せっかくワーホリに行くのであればその目標を達成することが大切です。
私がワーホリに行った理由は”苦手だった英語を克服して、キャリアチェンジをしたい”でした。
目的を明確化することで、現地で自分がやるべきことがはっきりしてより有意義な時間にすることができます。
目標を達成するためのプランをたてる
次に自分の目標を達成するためのプランをたてます。
プランといっても細かくする必要はないですし、計画通りにいかなくて途中で変えることも可能です。
1年はあっという間なので、目標をたてていても実際に何をしておく必要があるかはっきりさせないと一瞬ですぎてしまいます。
例えば私の場合はこんな感じでした。
- 語学学校に12週間通う
- 語学学校修了時にTOEICを受験する
- 職場は英語環境を選ぶ
- 定期的に図書館でテキストを使って勉強する
英語関連以外では○○に旅行に行くなど行きたいところもリストアップしていました。
私的によかったのは語学学校修了時にTOEICを受験したことです。
日本に帰国してキャリアチェンジすることが目標だったため、一度受験して自分の英語力を確認するためでした。
カナダではマイナーなTOEICですが、受験することが可能です。
受験者数は少なくアジア人だけでしたが自分の英語力が伸びたことを実感できて自信にもつながりました。
スピーキング力強化
日本人は義務教育や入試で英語の文法は他国の人より学んでいてある程度基礎ができている人が多いです。
しかし、圧倒的に苦手とするのがスピーキング。
現地にいて話すチャンスがあるので、恥ずかしがらずにとにかく対話をすることを大切にしてください。
もし帰国後に英語を使った仕事をしたいのであれば、英語での面接があることを想定しておくべきでしょう。
とにかく喋って瞬発力を高めておくことが重要です。
また、語学学校を卒業した後に英語を話す時間が減ったと感じるなら、オンライン英会話もおすすめです。
滞在している間にオンライン英会話なんて無駄だと思うかも知れませんが、実は逆です。
例えば新しく学んだイディオムや文法、単語をオンライン英会話で練習して正しい使い方を学び、その後に実際の生活でネイティブ相手に話すことで定着率が高まります。
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日本人向け求人以外に応募する
ワーホリに行くと役にたつのが日本人向けに立ち上げられたサイトです。
トロントではe-Mapleというサイトが有名で、シェアハウスやバイトを探し帰国前たり帰国前の人が不要になったものを譲り合ったりと様々な交流が行われる掲示板のようなものです。
しかしそこから応募するバイトのほとんどは日本からきたワーホリ生を対象としているため、オーナーは日本人もしくは中国人、一緒に働く他のバイトの人も日本人というお店がほとんどです。
お客さんに対して英語を使ったとしても、接客英語はマニュアル化されており使う英語がかぎられてしまいます。
それよりも日本人同士での会話のほうが多くなり、英語力が伸び悩んでしまいます。
ハードルはあがりますが、日本人向け求人以外から応募することが圧倒的におすすめです。
仕事探しの方法
- レジュメを直接配り歩く
- indeedから応募する
- 応募したいお店のHPのサイトから応募する
英語にまだ自信がないという人にはこんな仕事がおすすめです。
同僚がネイティブになるため英語力は伸びやすいです。
- ローカルレストランのバッサー(テーブルセッティングする人)
- ホテルのハウスクリーニング
- ナニー(ベビーシッターさん)
私は働きたいレストランのHPの求人ページを何度もチェックして募集がでたタイミングで応募しました。
ただし、すぐに理想の仕事が決まる確率は低くなりますので、焦らなくていいように日本から十分な資金を持って行くことをおすすめします。
目標業界・業種の必要英語力を確認
なんとなくワーホリ期間を過ごすのと、目標をたてて過ごすのでは帰国時の自分の能力も満足度も異なります。
帰国後に英語を使った仕事をしたいのであれば、事前に日本の転職サイト等で必要な英語力を確認しておくことをおすすめします。
実際の求人の応募資格欄や求める人材欄を確認すると、以下のことが分かるようになるので、自分が取り組むべき事が明確になります。
- 応募資格の英語力
- それ以外の必要スキル
帰国後就職活動を行う際には、英語力が足りなくて応募できないということがなくなるのでおすすめです。
また、帰国後に就きたい職種が決まっているのであれば、ワーホリ期間をフルで利用して現地の企業にインターンとして働くこともありです。
相当な英語力は必要になりますが、ワーホリビザは職種の制限がないビザのため、活用次第では帰国後の就職活動でかなり大きな武器になります。
TOEICの受験(渡航前・帰国後)
日本で英語を使う仕事に就く場合、英語力を客観的にアピールするためにはTOEICのスコアが1番最適です。
ワーホリ経験者は就職活動をする前に受験することが必須でしょう。
どれだけスピーキング力が伸びていても書類審査が通らないことには、面接でスピーキング力をアピールすることもできません。
また、渡航前と帰国後にTOEICを受験することで自分のスコアがどのくらい上がったかを見せることができれば、滞在中も努力していたという点をアピールすることができます。
私は渡航前は英語が全くできなかったためTOEICスコアは300点以下でした。
しかし、帰国後に受験した際に対策なしで850点を取得することができ、職務経歴書に渡航前のスコアと比較して記載したことで評価してもらうことができました。
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まとめ ワーホリ中の目標設定と準備が大事
帰国後の就職に困らないためのワーホリ期間にするために意識することはこちらです。
ワーホリを評価してもらうために取り組むべきこと
- ワーホリに行く目的を明確化する
- 目的を達成するための大まかなプランをたてる
- スピーキング力強化に強化する
- 仕事は日本人向けサイト以外から応募する
- 事前に目標業界・業種の必要英語力を確認する
- 渡航前と帰国後にTOEICを受験
自分の目標を達成することにこだわり、今必要な行動を考えて日々を無駄に過ごさないことが大切です。
1年という期間は長いようであっという間に過ぎてしまいます。
私の場合は英語習得という目標にこだわったことで、自分のやるべき行動が明確になり、帰国後の人生も好転しました。
ワーホリに逃げたといわれたくなくて渡航を迷っている人の参考になればうれしいです。
本気でワーホリに挑戦したい方は一度エージェントに相談してみることをおすすめします。
無料相談が可能なところも多いので、問い合わせて自分の不安なことやその不安を取り除くために必要なことを明確にして一歩踏み出してください!
経験したからこそ、ワーホリは人生を変えることができる最高の経験になると自信をもっておすすめします!
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