今は英語が話せないけど、ワーホリに行きたい!
英語話せるようになるまでワーホリは待つべきかな?
ワーホリにいきたいけど、英語が話せないのに大丈夫かなと不安になりますよね。
私も英語力ゼロでカナダのトロントにワーホリをして、渡航前は不安でしたし現地でも苦労もたくさんしました。
しかし、結論から言うと私はワーホリ期間で無事英語力を身につけて帰国することができ、転職も成功しました!
苦労したこともたくさんあるので、今もし過去に戻れるなら渡航前にもっと必死に勉強すると思いますが、英語が話せなくてもワーホリ自体はいけます。
ワーホリの1年は意外とあっという間なので、時間を有効に使うためにも、ぜひ私の経験を参考にしてください。
この記事はこんな人に向けて書いています
- 英語が話せないけどワーホリにいきたい
- 英語力がゼロでワーホリした人の体験談が知りたい
- 何から始めたらいいか分からない
- モチベーションあげたい
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ワーホリに英語力は必要ない
そもそもワーホリをするために英語が話せる必要派ありません。
英語力ゼロでもワーホリ自体は可能ですし、英語が話せなくても仕事は見つかります。
そもそもワーホリとは
ワーホリとはワーキングホリデーの略で、海外に長期滞在しながらその国や地域の文化を学び、そして滞在中の生活費をまかなうために就業を認められている制度のことです。
カナダでは最長で1年間滞在することができ、その期間
- 半年間の語学学校
- 1年間の就業
が認められています。
海外の大学に留学するときや永住権の申請のように、英語力がビザの申請に必要ないことも特徴です。
自分の目的に英語が必要ないかも
ワーホリにいく人は英語を学びたいという人だけではありません。
単純に日本での生活に疲れて、海外でのんびり過ごしたい人や、たくさんの国や地域に旅行したいという人もいます。
そういった場合は、渡航後も英語力を求められることは少ないですし、最低限のコミュニケーションさえとれればOKです。
渡航後に目的が変わった場合はそこからがんばればいいと思います。
それでも英語力を身につけておくべき理由
ワーホリは必ずしも英語力が必要ではないにも関わらず、英語が話せるほうがいいと考える理由がこちらです。
滞在中の生活が楽しくなるから
もちろん英語が話せなくても旅行気分で楽しむことは可能です。
しかし、英語が話せて現地の人とコミュニケーションが取れるようになると圧倒的にワーホリの充実度が変わります。
さらにカナダは移民の国なので英語が話せるだけでカナダ人だけではなく世界各地の文化に触れることが可能になるのです。
英語が話せないまま渡航した理由
私がなぜ英語力ゼロの状態でワーホリに行ってしまったかを説明します。
- 先延ばしにしてしまう
- 日本にいると怠けてしまう
- とにかく早く行きたかった
先延ばしにしてしまう
英語を勉強してからと思っていたら、結局なんとなく日常をすごして、旅行にお金を使い、貯金すらできないまま1年すごしていました。
1年経っても自分が何も変わっていなかったことに気づき、このまま一生先延ばしになってワーホリビザを使えなくなってしまう!と思って急いで準備を始めました。
また、英語が話せるようになってからという基準は曖昧すぎて、いつそのタイミングがくるか分かりません。
行きたいと思っているなら早めに準備してしまいましょう。
明日やろうはばかやろうです。
日本にいると怠けてしまう
意思が弱く怠け者な私は、日本にいると英語が必要ない環境なこともあり、本気で取り組むことができませんでした。
言い訳でしかないので、今考えるともっと本気でやれよ!と思うのですが、当時はそれに気づくことができませんでした。
休みの日もなんとなくだらだらと過ごしてしまったり、とにかく堕落した生活を送っていた私。
もう行ってしまうしかなかったのです。
とにかく早く行きたかった
英語を話せるようになってからとすでに1年先延ばしにしてしまっていた私は、最終的に行ってしまおうと決めてから3ヶ月以内に渡航しました。
とにかく早く行ってしまって、何か自分の人生の分岐点を作りたかった、これ以上後回しにしていては一生何もできない気がすると思っていました。
私のワーホリの過ごし方
英語が話せないまま渡航した私の1年間のワーホリの過ごし方をご紹介します。
1~3ヶ月:語学学校
渡航して最初は現地のESL(語学学校)に通いました。
期間は12週で朝から夕方までのフルタイムです。
初日にオリエンテーションとクラス分けテストがあり、翌日から自分のレベルに合ったクラスで授業を受けます。
スピーキングメインのクラスもありましたが、私は4技能をまんべんなく受けられるクラスを選びました。
文法の授業やリスニング、プレゼンも評価の対象になっていました。
語学学校は英語以外は禁止で、遅刻や欠席が多いと次のレベルに進めなかったり、最悪は退学という厳しいルールまでありました。
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また、この期間のうち、最初の1ヶ月のみホームステイをしました。
その1ヶ月のうちにシェアハウスを探し、2ヶ月目からシェアハウスでの生活が始まりました。
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4ヶ月~帰国:フルタイムバイト
語学学校を卒業して仕事探しを行い、ようやく決まったレストランにてバイトを始めました。
英語力ゼロで渡航して3ヶ月間語学学校に通っただけの私は、生意気にも日本食レストランなど、日本人が多い環境での日本人向け求人は避けて応募し続けました。
そのため、なかなか採用されず、面接で質問にうまく答えられないという悔しい経験を何度もしました。
そんな中応募した現地のレストラン。
奇跡的に採用され、フルタイムでのバイトが無事スタートしました。
結局帰国までここで働くことになったのですが、忙しくても英語環境で働けていることがうれしくて、全然苦痛に感じませんでした。
マネージェーや同僚も優しい人たちばかりで、帰国するときがかなりさみしかったです。
帰国2ヶ月前:オンライン語学学校
帰国直前にもう一度英語の勉強をし直そうと語学学校に申し込みました。
というのも、コロナが始まり、人との関わりも遮断され、レストランの営業時間が短くなったことで時間を持て余したからです。
しかし、ある程度英語力が身についたタイミングでの学び直しはかなり効果があり、結果的に大正解でした。
帰国前の学びなおしで英語力がぐんと伸びたことを実感したため、ワーホリ前に英語を学んでいたらもっと違っただろうと感じました。
ワーホリビザでは半年間語学学校に通うことが許されています。
最初に1~3ヶ月通う人は多いですが、帰国前にもう一度通うという人はなかなかいないかと思います。
時間とお金に余裕があれば、こういった方法も英語力役立ったので、おすすめです。
(私はコロナじゃなかったら南米旅行にいくつもりだったため、最後にもう一度語学学校なんて余裕ありませんでした)
語学学校よりもっと手軽に始められるオンライン英会話をするのも有効だと思います。
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英語が話せなくて苦労したこと
英語が話せないまま渡航した私が実際に現地で苦労したことをご紹介します。
私がきついと感じていたことがこちらの3点です。
- 仕事探し
- そもそもコミュニケーションが取れない
- 日本にいる友だちからのプレッシャー
仕事探し
先述しましたとおり、仕事探しはか・な・り!苦労しました。
もちろん英語が話せなくても採用してもらえる仕事もあるため選ばなければ早く見つかる可能性はあがります。
しかしせっかくなら完全なる英語環境で働きたいと思っていた私は、日本人向けの求人を避けて応募していました。
日本人向け求人はトロントではイーメープルというサイトで探すことができます。
ここから仕事探しをする人も多く、ワーホリ生の採用になれているお店が、日本人の勤勉さを評価して新しい募集をしていることが多いです。
そのため安心して応募できるというメリットもあります。
私はこれ以外のindeedやkijijiから探したり、実際に近所を歩きながらレジュメを配り歩くこともしました。
もちろん簡単ではなく、面接で答えられなかったり、そもそも面接に進むことすらできなかったりと仕事探しは苦労しました。
同時期に語学学校を卒業した友だちが早くにカフェでのバイトを決めているのを見て、かなり焦りました。
コミュニケーションとれない
英語が話せないため、もちろんコミュニケーションはうまく取れません。
語学学校では英語以外禁止というルールがあったため、世界中から集まったクラスメイトと英語でやりとりをしますが、お互い言いたいことがなかなか伝わりません。
また、仕事を始めても同僚とのコミュニケーションがうまくできず、トレーニングも時間がかかりました。
ゆっくり話してくれたり、お客さんが私の発音を理解していないときにサポートしてくれたりと助けてもらうことも多く、ありがたい反面悔しかったです。
日本にいる友人からのプレッシャー
1年いたら英語話せるようになって帰ってくるよねという日本にいる友人からのプレッシャーがありました。
英語が話せないまま渡航しても海外にいれば英語は身に付くだろうと思われているため、絶対に話せるようになって帰国しなければと常に焦っていました。
また、帰国後の就職も無事できるかなと心配して月一で不安になっていました。
結果的に帰国後に無事大手外資系メーカーの正社員として就職することが出来ましたが、心配しすぎて心から楽しめない時期もありました。
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英語が話せなくてもワーホリをおすすめする理由
英語が話せないままワーホリをした私は、たくさん苦労して悔しい思いもしましたが、それでもワーホリには意味があると思っています。
英語が話せなくてもワーホリに行きたいと思うのであれば、ぜひ挑戦して欲しいです!
私がワーホリをおすすめする理由は以下の通りです。
- 成長出来る
- 多様な文化に触れられる
- ワーホリビザは年齢制限付きの最強ビザである
成長出来る
ワーホリに行くと人間的に成長することが出来ます。
それは、日本で社会人として働いていたり、海外旅行するだけでは味わうことができない経験をたくさんするからです。
慣れ親しんだ日本から離れて長期で海外に滞在し、いろんなバックグラウンドの人の価値観に触れ、自分を成長させることができます。
失敗を恐れずに新しいことにどんどん挑戦したり、それまでと全く違う生き方を選択する人もいます。
少なくとも私の周りでワーホリに行ったことを後悔している人はいません。
みんな何かしら自分にとってのメリットを感じています。
多様な文化に触れられる
日本にいると出会うことができない人たちが世界にはたくさんいます。
そして、海外旅行に行くだけではそういった人たちの考え方や文化に触れることができません。
ワーホリで長期滞在してたくさんの人と出会うことで、今までの自分の固定概念を変えるきっかけになります。
南米出身の人のホームパーティーのルール、アフリカ出身の人の手料理など知ることができ、それだけでワーホリの価値はあると言えます。
年齢制限付きの最強ビザである
ワーホリビザは年齢制限が付いているものの、就業制限はなく語学の勉強もできる最強といえるビザです。
もし海外で就業ビザをとろうとすると、それをサポートしてくれる企業が必要だったり、その企業を辞めないという条件付きだったり簡単ではありません。
しかしワーホリビザは渡航したのちに現地での仕事探しをでき、自由に職場を選び、フルタイムで働くことができます。
こんな最強なビザは正直ありません。
そして年齢制限があるからこそ、それを使えるときに使っておくべきなのです。
私のやり方が正しかったとは思えない
私は結果的にそれなりに英語を身につけて、帰国後に無事英語を使う仕事にキャリアチェンジすることに成功しました。
しかし、私のやり方が正しかったとは思えませんし、もし過去に戻れるなら、日本を離れる前にある程度英語力を身につけるために必死に勉強すると思います。
おすすめはしない
私のように行ってしまわなければ勉強できないという性格の人なら、英語が話せない状態でもとにかく渡航してしまうほうがいいです。
しかし、「ワーホリ中に英語を学ぶから事前の勉強は必要なし!むしろ英語が話せない状態でこそ行くべきだ!」とは一切思いません。
できることなら文法は理解出来ていた方がいいし、できることなら英語に耳が慣れているほうがいい。
少しだけでも、何かひとつでも始めておくことをおすすめします。
過去に戻れるなら勉強する
もしタイムマシンに乗ってワーホリ前の自分に戻れるなら絶対に勉強します。
単語を覚えるだけでも、リスニングをするだけでも、シャドーイングをして英語を話す口を作るというだけでも意味があります。
ベースができているのと出来ていないのでは行ってからの充実度が変わることを実感したからです。
何をすればいいか分からない方へ
期限付きで渡航までできることやる
例えば、英語を話せるようになってからワーホリしようと思っているといつまでもワーホリ準備を始められないという人におすすめなのが、こちら。
先に渡航日を決めてそれまでの残り数ヶ月だけ追い込む
期限を決めずに始めるとだらだらしてしまうため、数ヶ月後に渡航が決まっているという状況で最低限やるべき事を決めて追い込むことです。
終わりが見えないより、ひとまずここまでというゴールが分かっているほうがやる気になりますよね。
ワーホリ前にやっておくべき具体的内容
ワーホリに行きたいけど英語力がないあなたが今すぐできることがこちら。
リーディング
- TOEICのテキストを解く(時間は気にしない)
- 単語を1日10個覚える
- 文法の学び直しから始める
リスニング
- 1日10分でも行う(朝の準備中、通勤中)
- 同じ音源を何度も聞く(私は1ヶ月繰り返し聞いてました)
- 最初はTOEICリスニングパート1から始める
スピーキング
- 英語で独り言をつぶやく
- オンライン英会話で話す機会を作る
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ワーホリまでに目指すべき目安
とはいえ、ワーホリまでにどのくらい英語力を身につけていればいいか分からないですよね。
私が考える目安がこちらです。
TOEICなら550点
TOEICを目安にするなら550点を一つの目標にしましょう。
600点あれば履歴書に書けると言われるレベルですが、このあたりのスコアがあると英語の基礎ができていると言えます。
リスニングを練習するとスコアアップしやすいですし、コミュニケーションをとるのにリスニング力は大事なので、TOEICのリスニング問題から始めるのがおすすめです。
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私くらい英語力がゼロの人は(渡航前TOEIC300点以下)高い目標を掲げるとやる気がなくなるので、出川イングリッシュを目指してください。
出川イングリッシュは芸人の出川さんが海外に行ったときに、現地の人とコミュニケーションととるときに使っている英語のことです。
見習うべき点は、とにかく話す姿勢と分かる単語を組み合わせて伝えようという気持ちです。
英語はコミュニケーションのツールというのを実感します。
最初から完璧な英語を話す必要は無いので、出川イングリッシュを目指して渡航準備を進めましょう!
英語が話せなくてもワーホリ可能
ワーホリに英語力は必ずしも必要でありません。
しかし、英語が話せないまま渡航して勉強しておけばよかったと感じた私は現地で苦労したことも事実です。
- 仕事探し
- コミュニケーションがとれない
- プレッシャーと心配でたのしめない
それでも英語が話せなくてもワーホリをおすすめする理由がこちら。
もし私の経験を読んでワーホリ前に少しでも勉強しようと思ったら、まずはこのレベルを目指しましょう。
今から何か英語の勉強を始めたいと思ったならここから始めましょう。
全てやる必要はないです!自分ができそうなことを1つでも決めてそれを毎日続けてください。
1つをルーティン化できればもう1つと少しずつ英語に触れる時間を増やしましょう。
- TOEICのテキストを解く(時間は気にしない)
- 単語を1日10個覚える
- 文法の学び直しから始める
- 1日10分のリスニング(朝の準備中、通勤中)
- 同じ音源を何度も聞く(私は1ヶ月繰り返し聞いてました)
- 最初はTOEICリスニングパート1から始める
- 英語で独り言
- オンライン英会話
英語を話せないまま渡航したことでたくさん苦労したので、私のようにならないために、何か行動を起こすきっかけになればうれしいです!
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